非球面プラレンズ金型向け超精密加工機を開発(旋削加工に特化した低価格機)

2005年11月18日

非球面プラレンズ金型向け超精密加工機ULC-100D(S)の画像
非球面プラレンズ金型向け超精密加工機ULC-100D(S)

当社は、このほど、非球面プラスチックレンズ金型向け超精密加工機ULC-100D(S)を開発し、受注活動を開始しました。

これまで当社は、超精密非球面加工機ULGシリーズを販売し、非球面ガラスレンズ用金型と非球面プラスチックレンズ用金型の研削・旋削加工において、業界トップレベルの実績を残してきましたが、カメラ付携帯電話の増加に代表されるプラスチックレンズの需要増に応えるため、旋削加工に特化した低価格機ULC-100D(S)をシリーズに追加しました。

機械構成は、V-Vころがり案内面とリニアモータ駆動との組合せによる高剛性、高信頼性の実現で好評をいただいている超精密非球面加工機のX・Z軸と、新開発の高剛性コラム(Y軸)を組み合わせており、バイト心高調整を容易にしプラスチックレンズ金型の高品位、高精度・高効率加工に貢献します。また、旋削加工で必要な、非球面加工ソフト(パソコン付属)・ミスト供給装置・ミストコレクター・バイトホルダーを標準装備しコストパフォーマンスのさらなる向上を図りました。

当社では、本機種をプラスチックレンズ用金型加工分野への世界戦略機種と位置づけ、需要拡大を目指します。

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