同時二軸延伸機を利用した斜め延伸フィルム成形を提案(同時二軸延伸機による位相差フィルムの斜め延伸工程をご提案)

2017年5月17日

 当社は、LCDの光学補償やOLEDの外光反射防止などに用いられる位相差フィルムの製造に向けて、同時二軸延伸機の要素技術を利用したフィルムの連続的な斜め延伸を提案します。同機による製造により、従来方法より廃材が少なく、生産効率を高められ、コスト削減が可能です。
 また、弊社工場内にはテスト装置も設置しており、お客さまのご要望に応じて、成形テストによる検証も可能な体制を構築しております。

<主な特長>

  • 広い延伸角度に対応
    0~45度の広い延伸角度に対応、無段階での調整が可能です。
  • 成形条件の微調整に対応
    成形中、炉内でのクリップのピッチや左右位置差をモニタリングし、成形結果を確認しながらレールパターンを再設定することで、延伸角度の微調整が可能です。
  • 斜め延伸と通常の同時二軸延伸の1台2役に対応
    レールパターンの設定により、通常の同時二軸延伸機としての利用も可能です。
    自動レールパターン設定装置(オプション)により、多品種少量生産用の装置としてもご使用いただけます。


 本技術は、5月18日(木)から20日(土)まで弊社沼津工場(本社)・御殿場工場で開催されます『第15回東芝機械グループソリューションフェア2017』にて、テスト装置による斜め延伸を成形実演します。

同時二軸延伸機を利用した斜め延伸フィルム成形

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