TEMシリーズによる高品質オレフィン樹脂コンパウンドの成形(自動車向け樹脂材料の高混錬と高処理能力を実現)

2018年5月16日

 当社は、このほど弊社内覧会において、プラスチックコンパウンド用同方向回転二軸混練機“TEMシリーズ”による自動車向け樹脂材料の高混錬と高処理能力を併せて実現した成形実演をご紹介いたします。
 近年、燃費向上等を目的とした軽量化のために自動車へのプラスチック採用は増加しており、その中でも最も使用されるオレフィン樹脂のコンパウンドに対するさらなる処理能力増大や混練性改善へのニーズが高まっております。
 弊社の長年の経験と実績を兼ね備えたTEMシリーズは、これらのニーズに今後もお応えしてまいります。

<主な特長>

  • 高処理能力を実現
    TEMシリーズは、お客さまの様々な要求に対応するために、複数のラインナップをとりそろえております。高処理能力を要求されるオレフィンコンパウンドに適したTEMシリーズを提案する事により、機械の生産性が高まり、機械装置のダウンサイジングを実現いたします。
  • 高混練性を確保
    プラスチックの高機能化が進む中、高機能樹脂コンパウンドには高い混練性が求められております。TEMシリーズのハード/ソフト面での最適化対応により、高い処理能力の維持と高混練性を確保いたしました。
  • IoT・監視システムへの対応
    近年、生産性向上のためにIoTや監視システムの必要性が高まっております。プラスチックコンパウンド業界でも同様の動きがあり、TEMシリーズでの運用に適応するシステムを開発いたしました。

 本技術は、5月17日(木)から19日(土)まで弊社沼津工場(本社)・御殿場工場で開催されます『第16回東芝機械グループソリューションフェア2018』にて、装置の展示と技術セミナーにて紹介いたします。

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