EC350SXIIシリーズを発売開始

2016年5月10日


 当社は、ご好評をいただいている電動式射出成形機EC-SXIIシリーズに、あらたに型締力3,430kN(350tf)のEC350SXIIをラインナップに追加しました。EC-SX/SXIIシリーズでは、自動車用のLEDヘッドライトレンズや車載用照明・ディスプレイなどの次世代光学部品に対応できるパッケージ仕様を取りそろえ、高生産性・精密安定成形が可能な機種を拡充しました。


<主な特長>
・使用用途に応じた多様な射出(可塑化)装置をご用意
自動車部品、光学部品、医療・食品容器分野に対応した高負荷仕様、高射出圧仕様、高速(超高速)射出仕様などの豊富な射出装置のバリエーションを取りそろえ、お客さま用途に合わせた最適な射出装置をお選びいただけます。

・制御能力と拡張性が向上した高付加価値制御装置
ご好評いただいている最先端制御装置INJECTVISOR V50/S51に、成形品の軽量化を可能にする新開発コアバック(発泡成形)制御回路を搭載(オプション)、また、二材成形機用サブ射出装置、原料乾燥レス可塑化装置や付帯装置など各種プラグインにも対応し、機能の拡充・操作性をさらに向上させました。また、予防保全、リモートメンテナンスなどのIoT技術を活用し、限りなく操業停止時間をなくす”ゼロ”ダウンタイムを目ざし成形工場における生産効率アップに貢献します。

・次世代光学部品のパッケージ仕様
厚肉光学部品の異物・黄色不良を低減する専用可塑化装置の開発、形状精度・微細高転写・内部応力の緩和、均一化させる高剛性型締装置および多段圧縮制御(ブレストロール)を搭載しました。

 スクリュ径60㎜を搭載するEC350SXII-17A型の税抜標準本体価格は2,550万円で、初年度300台の販売を予定しており、5月19日(木)から21日(土)まで当社沼津工場(本社)・御殿場工場で開催されます『第14回
東芝機械グループソリューションフェア2016』に初出展します。

EC350SXII

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