スマートデバイス用薄肉導光板専用射出成形機 EC180SX-3Zを開発

2014年10月28日

EC180SX-3Z
EC180SX-3Z


当社は、このほど大画面化と薄さが求められるスマートデバイス用薄肉導光板専用射出成形機としてEC180SX-3Zを開発、発売いたしました。

EC180SX-3Zは7インチ導光板サイズで板厚0.3mm、10インチ導光板サイズで0.45mmの成形を可能にしました。

<主な特長>
◆トップクラスの射出速度と加速度を実現
射出機構のダイレクトドライブ構造による超高速・高加速射出制御で、業界トップクラスの射出速度1,300㎜/sec、加速度11Gを実現しました。これにより薄肉部への高流動充填が可能になり、薄肉大画面の導光板が成形可能になりました。
◆精密高剛性型締機構による高速型締圧縮制御
特殊高剛性プラテン・精密型開閉機構による高速型締圧縮制御(圧縮応答時間:43msec)にて、板厚偏差、製品歪みの少ない高転写導光板成形を実現しました。
◆豊富な成形制御
EC-SXシリーズのコントローラV50に搭載している型締力多段制御(プレストロール)、多彩な射出制御機能(スクリュ一旦停止制御、高速後退制御、射出前チェックリング閉止制御)により、品質バラツキの無い高品質安定生産を実現しました。

本機は、今月10月28日(火)~11月1日(土)に幕張メッセで開催される「国際プラスチックフェアIPF2014」に出品いたします。同展示会では、10.1インチ 板厚 0.45㎜の薄肉導光板 2枚取りの成形実演から自動検査・製品ストックまでの自動化システム展示を予定しています。
本機の税抜き本体標準価格は2,430万円で、初年度120台以上の販売を予定しています。

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