上向き削り

解説

分類:加工方法

フライスの回転運動の向きと工作物の送り方向の向きが反対となる。アップカット・アッパーカットとも呼ばれる。切削の厚さが0から始まり、徐々に厚さが増えてていく。「長所」工作機械の剛性が低くても切削可能で、仕上がりは光沢面になる。「短所」切削の厚さが0から始まるため摩擦力が大きくなり、摩擦熱で工具に負担がかかりに消耗しやすくなる。切削部を引きはがす力が働くためにビビりを生じやすい。(反対:下向き削り

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